excel 四捨五入 しない 数値をそのまま使う設定法

Excelで数値を扱う際、四捨五入せずに元の数値をそのまま使用したい場合があります。特に財務や科学計算では、正確な数値を使用することが重要です。この記事では、Excelで四捨五入をせずに数値をそのまま使用するための設定方法を紹介します。具体的な手順と例を通して、数値の扱い方を理解し、正確な計算結果を得る方法を解説します。Excelの基本機能を活用して、数値の精度を維持する方法を学びましょう。
Excelで四捨五入しない数値を使うための基本設定
Excelでは、数値を扱う際に四捨五入が自動的に行われることがあります。しかし、場合によっては元の数値をそのまま使いたいこともあります。ここでは、Excelで四捨五入しない数値を使うための基本的な設定方法について説明します。
数値の表示形式を変更する
Excelでは、数値の表示形式を変更することで四捨五入を防ぐことができます。具体的には、「数値」形式を「数値(小数点以下を表示)」に変更することで、小数点以下の数値をそのまま表示することができます。
- 数値形式の変更は、セルの書式設定で行います。
- 「ホーム」タブの「数値」グループにある「数値形式」ボタンをクリックします。
- 「数値」形式を選択し、小数点以下の桁数を指定します。
ROUND関数を使わない
Excelでは、ROUND関数を使って数値を四捨五入することができます。しかし、四捨五入したくない場合は、この関数を使わないようにします。
- 数式バーに`=ROUND(`と入力しないようにします。
- 代わりに、単純に数値を入力します。
- 数値の入力は、セルの書式設定で制御できます。
セルの書式設定で小数点以下の桁数を増やす
セルの書式設定で小数点以下の桁数を増やすことで、四捨五入を防ぐことができます。
- セルを選択し、「ホーム」タブの「数値」グループにある「小数点以下の桁数を増やす」ボタンをクリックします。
- 小数点以下の桁数が増えることで、数値がそのまま表示されます。
- 小数点以下の桁数は、最大で約30桁まで指定できます。
Excelのオプション設定を変更する
Excelのオプション設定を変更することで、数値の扱いを変更することができます。
- 「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
- 「詳細設定」タブで、「計算時に使用する桁数」を変更します。
- 「計算時に使用する桁数」を変更することで、四捨五入の挙動を変更できます。
数式で数値をそのまま使う
数式で数値をそのまま使うことで、四捨五入を防ぐことができます。
- 数式バーに数式を入力する際、数値をそのまま入力します。
- 数値は、ダブルクォーテーションで囲まないようにします。
- 数式の中で数値を参照する場合は、セルの参照を使用します。
詳細情報
Excelで四捨五入しない数値をそのまま表示する方法は?
Excelで数値を四捨五入しないでそのまま表示するには、セルの書式設定を変更する必要があります。具体的には、セルの表示形式を「数値」に設定し、小数点以下の桁数を必要な桁数に設定します。
四捨五入を完全に無効にする方法はありますか?
Excelで四捨五入を完全に無効にするには、ROUND関数を使わないようにする必要があります。また、セルの計算方法を「表示値」ではなく「実際の値」で計算するように設定する必要があります。
数値をそのまま使う設定に変更すると、計算結果に影響はありますか?
数値をそのまま使う設定に変更すると、計算結果が変わる可能性があります。これは、Excelが表示されている値ではなく、実際の値を使って計算を行うためです。
この設定を変更すると、他のExcelファイルにも影響しますか?
この設定は現在のワークブックにのみ適用されるため、他のExcelファイルには影響しません。ただし、テンプレートとして保存した場合は、新しいファイルを作成する際にこの設定が適用される可能性があります。